証券会社様 中期IT基盤戦略の策定

プロジェクトの背景

クライアント企業である某大手証券会社では、業容と顧客基盤の拡大を背景にITインフラの肥大化が大きな課題の一つとなっていました。複雑化したシステムは莫大なメンテナンスコストをクライアント企業に課し、わずかなシステム変更でも多大な時間と工数が必要、定常のシステム運用においても年間通じ100億円を超える費用を支出していました。加えて、システムの複雑化が招く柔軟性の欠如は動きの速いマーケットに合わせたIT戦略の見直しや、規制対応においても足枷となる可能性が高く、クライアント企業内では危機感が高まっていました。

活動内容

こうした背景を受け、ベイカレントは「攻めのIT」、「守りのIT」双方に対応可能な強固なIT基盤の確立に向けて支援を開始。まずは金融機関として備えておくべきITのケイパビリティを定義し、戦略立案、業務変革、システムでの実現等、強い企業組織を構築していく上で下支えとなるITインフラのグランドデザインを策定しました。次に現状のコスト構造の見える化とその削減に向けたプランを立案。移行時および完了後のリスクも見据えながら全体のマイルストンを定義しました。

プロジェクトの成果

上記の取り組みはITコストの適正化という形で早期にインパクトが現れる見通しとなりました。具体的には年間100数十億かかっていた運用コストが半分強の水準まで低下することが見込まれています。また、外部環境を踏まえた経営方針の変更や規制対応ついてもそのスピードアップが図られ、従来と比してより変化に強い企業組織の構築に寄与することが出来ました。
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