食品メーカー様 物流子会社を含めた全社的な物流戦略策定・実行支援

プロジェクトの背景

国内の食品市場が縮小傾向にある中、クライアント企業は、食品メーカーとして他社を凌駕するコスト競争力強化を喫緊の課題としていました。
そのような中、燃油高騰や人手不足等の影響もあり、物流コストは年々上昇傾向をたどっていましたが、クライアント企業としては有効な施策を打てていない状況にありました。
そこで、ベイカレント・コンサルティングは、徹底した現状可視化を行い、物流子会社を含めたグループ全体でコストを最も効率化できる姿を描き、その実現に向けた組織体制・仕組みの検討を行いました。

活動内容

まず、クライアント企業物流部メンバーとの議論を通じ、既存の物流業務・コスト管理プロセスの可視化、問題棚卸を実施しました。その結果、既存のコスト管理の仕組みでは、実態の物流費を把握できていないことを発端に、標準コストや予算の算定根拠も不充分であること、また物流の無駄が分析しきれず有効な改善施策を打つことができていないことが明らかになりました。
一方、現状収集可能な物流データをもとに、コスト削減余地を試算し、他社の物流コスト水準も踏まえ、定量的なコスト削減目標を設定しました。また、他社の物流コスト管理の仕組みや自社の現状を鑑み、目指すべき物流の姿を設定しました。
次に、目指すべき姿を実現するための課題を抽出し、まずは実態の物流費を把握するためのデータを収集するために、コンサルタントとクライアントPJメンバー一丸となって、業者との交渉やデータの整備を行いました。 そして、実態物流費の集計方法や標準コストの算定方法を検討、さらにコスト改善までつながるコスト管理のプロセス・仕組みを検討しました。ただ、扱うデータ量は膨大であり、それらの仕組みを継続的に回すためにはシステム化は避けられないと判断し、要件定義を行いました。
要件定義フェーズでは、クライアント企業の仕組みにとどまらず、物流子会社のデータ連携の仕組みをはじめ、グループ一体となったコスト管理の仕組みや、最適な物流拠点体制検討も実施し、クライアント企業の目指す姿に向けた"土台づくり"に貢献することができました。

プロジェクトの成果

上流部分からベイカレントが関わり、クライアント企業の現状や課題を熟知した上で、要件定義を行ったことでスピーディに戦略から実行までの落とし込みができました。
クライアント企業ではシステム開発の意思決定がなされ、現在システムの実装段階にあり、着実に「目指すべき姿」の実現に向けて進んでいます。
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