Career Story キャリアストーリー
國藤 Antoine
英也
Antoine Hideya Kunito
University of Essex, MSc Economicsを卒業後、2017年度入社。
総合商社/生保/通信/ハイテクなどの業界において、M&A後のシステム統合、ブランディング戦略策定、海外リサーチ、アライアンス戦略策定など幅広いプロジェクトに従事。
Why BayCurrent? 入社理由
就職活動時はまだ自身がどの産業で働きたいのか決め切れておらず、ベイカレントのインダストリーカットがなく、
様々な産業に携わることができるワンプール制に魅力を感じて入社を決めました。
Career Vision 今後のビジョン
入社時は様々な産業を見て自分が携わりたい専門領域を絞ろうと考えていたのですが、今は経営人材としての
ビジネススキルを高め、様々な産業で活躍できるジェネラルなコンサルタントになりたいと考えています。
Experience 主な経歴
2017年 | アナリスト | ・主にIT・業務プロジェクトに従事 ・社内研修を積極活用し、上流案件への参画機会を模索 |
2018年 | コンサルタント | ・東南アジアを拠点に海外現地企業への提案活動 ・日本と世界をつなぐスケールの大きさに充実感 |
2019年 | ・初めてプロジェクトリーダーに ・実力不足を痛感。さらなる成長の原動力に |
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2020年 | シニア コンサルタント |
・金融機関における新規事業立案をリード ・クライアント経営層と事業をゼロから生み出す稀有な経験 |
2021年~ | マネージャー | ・不確実性の高い水素ビジネスの将来性検証など高難易度PJに挑戦 ・プロジェクト全体設計や複数メンバーのマネジメントに奔走 |
飽くなき探究心をビジネスの最前線で
私はもともと経済学の研究者になりたくて神戸大学を卒業後、イギリスのUniversity of Essexに留学して行動経済学の修士課程に入りました。しかし、大学院で研究を行う中で、世の中の事象を分析して論文を書くだけではなく、実際に市場に対して自分が分析したことを当てはめてみたいと強く思うようになりました。クライアント企業が抱えている課題に対して、徹底的に考え抜くことで最適解を導き出し、ソリューションの実行までお手伝いすることができるコンサルタントという職業は、まさに自分が求めていたものでした。
クロスボーダーな経験、積極的にチャレンジできる環境
自分が考えるベイカレントの良い点は2つあります。1つ目はインダストリーカットがなく、業界横断のクロスボーダーな経験ができるという点。2つ目は成長しようという意欲がある人に、どんどんチャンスを与えてくれる環境です。そういった環境に身を置く中でよく内定者の方や新卒で入ってきた方に聞かれるのが、「全く違う案件ばかり担当していては知見がたまらず、クライアントに対して浅い提案しかできないのではないか」という点です。この点に関して、私も入社時に同様の疑問を持っていました。当時は「色んな業種に携わることができて自分の希望を満たすことができる」と深く考えていなかったのですが、実際にコンサルタントとして経験を積む中で見えてきたことがあります。それは、コンサルタントに求められることは知識だけではないということです。
様々な困難を乗り越え、磨かれる総合力
プロジェクトは一人では推進できません。実際にプロジェクトを推進するためにはチームやクライアントの方と協力して、時には意見の対立も存在する中で最適解を見つけ、そこに向けて全体を導いていく必要があります。そういった状況を乗り越えるためには、並々ならぬインプットや、1000手先を読むような思考だけでなく、考え抜いた結果を分かりやすくかつ納得感を持って相手に伝える能力や、チームの考えをくみ取って総意をまとめ、正しい方向に導いていくための繊細なバランス感覚が重要になってきます。こういった感覚というのは、ただ一つの業界において過去の知見に基づいて対応するのではなく、様々な状況で困難に直面することでブラッシュアップされるのではないかと思います。私は今後、さらにコンサルタントとしての「総合力」を高め、いかなるプロジェクトにおいてもやり抜く力を身に付けて、クライアントや社内において頼られる人材になりたいと考えています。